ベトナム中部にあるダナンは、物価もお手ごろなのに、子連れにやさしい清潔でキレイなホテルがずらり。
そんなダナンへ、2025年3月に家族4人で行ってきました!
メンバーは、私・7歳の息子・そして両親の3世代旅です。
リアルな旅の様子を、子連れ目線でレポートしていきますね♪
本記事では、具体的なスケジュールや、子連れ目線で気づいたポイントをたっぷりご紹介します。
ぜひ最後までチェックしていってください♪
子連れダナン旅行でおすすめのホテルとは?

実際に子連れでダナンを旅行してみて、「あ、ここは事前に気をつけておいたほうがよかったかも…!」と強く感じたのが、ズバリ“ホテル選び”でした。
アクティビティやグルメももちろん大切だけれど、ホテルでどれだけ快適に過ごせるかで、子どもの機嫌も、大人の疲れ具合も、旅の満足度もぜんぜん変わります。
我が家はかなり下調べをして、今回はタイプの違う2つのホテルに宿泊しました。
それぞれご紹介しますね。
実体験からわかったホテル選びのコツ
今回は4泊5日の旅、こちら2つのホテルに2泊ずつ宿泊しました。
- ハイアットリージェンシー ダナン リゾート&スパ
- ダナン・マリオットリゾート&スパ ノンヌオックビーチヴィラ
どちらのホテルも「アクセスのよさ」と「キッズ向けの設備やサービスが充実しているか」を基準に選びましたが、これが大正解でした。
詳しくご紹介します。

前半に泊まったのは「ハイアット リージェンシー ダナン リゾート&スパ」。
ノンヌオックビーチに面した、5つ星のラグジュアリーリゾートです。


まず感動したのがプールの豊富さ。
なんと、5つもある屋外プールは目的別に設計されていて、
- 静かに過ごせる大人専用プール
- 小さな子ども向けの浅めプール
- 息子が大興奮したミニスライダー付きプール
と、家族それぞれのペースで楽しめるのが魅力でした。

お部屋は、80平米のリージェンシースイートに宿泊しました。
木の温もりを感じるインテリアで、高級感もありつつ落ち着けます。
広々としたベッドで、寝相の悪い息子もぐっすり眠れました♪
バスルームはシャワーとバスタブがしっかり分かれていて洗い場あり。
子連れには本当にありがたい設備です。


また、クラブラウンジ付きプランにしたことで朝食は混雑を避けてゆったりと過ごせました。
種類豊富なビュッフェのほか、フォーのライブキッチンや自分でカスタマイズできるベトナムコーヒーも。

ラウンジで落ち着いて食べられただけでなく、テラスには猫ちゃんが歩いてきて息子が大喜びしていました(笑)

夕方のカクテルアワーでは、大人はちょっと贅沢な時間を満喫。
オリジナルカクテルやワインなど、お酒も楽しめました。
施設内には「Camp Hyatt(キャンプ・ハイアット)」というキッズクラブもあり、時間が合えば子どもだけで遊べるアクティビティにも参加可能です。
今回は利用しなかったものの、4〜12歳向けで毎日異なるテーマの遊びが用意されています。
観光を忘れるくらい、ホテル内の施設がとにかく充実していて、1日中ホテルの中だけで遊べてしまうレベルです。
のんびり過ごしたい派にも、とってもおすすめですよ。

旅の後半に選んだのは、ダナン・マリオットリゾート&スパ ノンヌオックビーチヴィラ。
マリオット系列のラグジュアリーヴィラで、ノンヌオックビーチの目の前という最高のロケーションにあります。

今回の宿泊は、なんと3ベッドルームの328㎡ヴィラにアップグレード!


しかも、母の誕生日当日ということで…
- お部屋のバースデーデコレーション
- サプライズのバースデーケーキ
までご用意いただきました。
事前に「宿泊日が誕生日」とホテルに連絡しておくのがポイントです!

全棟に専用のプライベートプールが付いているので、子どもは朝から晩まで大はしゃぎ!
一棟貸切なので、
- 子どもが多少騒いでも気を遣わない
- 荷物が多くても余裕たっぷり
- 夜はプールサイドでのんびり乾杯
と、ホテルでは味わえない贅沢な自由時間が楽しめました。

リゾートは、白砂が続くノンヌオックビーチに面しており、海を眺めながら泳げるインフィニティプールや静かなプライベートビーチも完備。
ビーチ好きにはたまらない、癒しの時間が過ごせます。

ぜひ味わってほしいのが、リゾートのアフタヌーンティー。
見た目も華やかでボリュームたっぷりなのに、なんと2名で2,700円という驚きの価格!
贅沢気分を気軽に味わえる、ご褒美タイムにぴったりです。

さらにわが家は、レンタサイクルでリゾート内を散策。
うれしいことに、子ども用サイズの自転車も用意されているので、家族全員でサイクリングを楽しめました。
青空の下、美しく整備されたガーデン沿いを走るだけで、非日常感たっぷり。
のんびり過ごすにはぴったりのアクティビティです。
子連れダナン旅行で楽しめる体験プランは?
限られた旅行日数だと、あれもこれもと予定を詰め込みたくなってしまいがち。
でも、小さな子ども連れの旅では、「余白のある旅程」が何よりのカギとなります。
スケジュールに余裕を持たせることで、ぐずったときの調整や、急な休憩タイムも笑顔で乗り越えましょう。
ここでは、実際に家族で体験してよかった&リピートしたいと思える、おすすめプランをご紹介します。

夜のお出かけにぴったりなのが、ソンチャナイトマーケット(Son Tra Night Market)とドラゴンブリッジの火吹きショー!
ナイトマーケットは、ドラゴンブリッジのファイヤーショー会場から徒歩すぐの場所で開催されていて、アクセス抜群。
雑貨屋台がずらりと並び、ベトナムらしい絵柄のコースターなども1枚170円前後と激安!
大人も思わず手が伸びてしまうお土産が盛りだくさんです。

子ども向けの屋台も多く、我が家の息子は大好きな飛行機の模型を約700円でゲットして大喜び。
おもちゃ屋台も豊富なので、子どもも退屈しません。
そして、夜9時になると、ドラゴンブリッジから火と水が吹き出す大迫力のショーがスタート!
目の前で火柱があがるたびに、観客から歓声が上がり、我が家の息子も大興奮で拍手していました。
このショーは週末限定なので、旅行日程がかぶる方は、ぜひ予定に組み込むのがおすすめです。


午前中におすすめなのが、ダナン郊外にある五行山(マーブルマウンテン)でのハイキング体験。
ハイアット・リージェンシーからもマリオット・ヴィラからもGrabで10分ほどとアクセス抜群です。
今回は子連れということもあり、私たちはエレベーターで楽々アクセスできるルートを選択。
GRABの運転手さんに「エレベーター入口までお願いします」と伝えると、しっかり連れて行ってくれました。

五行山には、ベトナム戦争時に空爆を受けて天井に穴が開いた洞窟や、神秘的な自然の洞窟、仏像などが点在しており、歴史と自然が交差するような空間です。
「西遊記で孫悟空が閉じ込められた山」とも言われていて、ちょっとした冒険気分が味わえます。


五行山でたっぷり歩いた後は、GRABで移動してダナン中心部へ。
ランチに訪れたのは、あの4P’s PIZZA(フォーピースピザ)!
日本では麻布台ヒルズにも出店している人気店ですが、ベトナムではリーズナブルに楽しめるのが魅力。
ダナン市内に複数店舗ありますが、今回はハン市場付近の店舗へお邪魔しました。
子どもも食べやすい味付け&もちもち生地に大満足!
しかも、清潔感があり、インテリアもおしゃれで快適に過ごせます。
※人気店なので事前予約がおすすめです。


ランチのあとは、徒歩で行けるスパ「Golden Lotus Oriental Organic Spa 2」へ。
ここはなんと、キッズマッサージコースがある家族向けスパなんです!
今回は家族4人で同時にマッサージを受けましたが、初マッサージの息子も「最高だった!」と満面の笑み。
最初はくすぐったくて笑っていたようですが、最後は熟睡だったそう。
施術後にはカットマンゴーのサービスもあり、南国らしい余韻にひたれました。


スパで癒されたあとは、徒歩3分の場所にあるハン市場(Han Market)へ。
ローカルな雰囲気満点のマーケットで、ベトナム雑貨や布小物、子ども向けのおもちゃ、食品類などがぎっしり!
値段交渉も楽しく、掘り出し物感覚でショッピングが楽しめるスポットです。
息子がまたまた飛行機のプラモデルを欲しがったので、ベトナムのコースターや鍋敷きと一緒にまとめ買いして値引きしてもらいました。
子どもが飽きない程度の短時間で、さくっとお土産を調達できるのもうれしいところです。

旅の後半は、ちょっと足をのばしてホイアン観光へ。
ハイアット・リージェンシーからもマリオット・ヴィラからもGrabで30分ほどで到着します。

まず体験してほしいのが、名物のココナッツボート(バスケットボート)!
実はこの丸いボート、フランス統治時代に「ボート税」が導入された際、竹で編んだボートは“船ではない”と主張して税金を回避するために生まれたものなんだとか。
料金は1人あたり約1,000円ほど(値段交渉制)。
予約なしでもその場で乗ることができますが、現金払いのみなので事前に両替を忘れずに!
我が家はGRABで現地へ直行し、下記の地点で下車しました。
現地のスタッフがそのまま案内してくれるので、英語やベトナム語が話せなくても安心です。


ボートは、ジャングルのような水路を進むコース。
ゆったりと漕ぎ進む中で、葉っぱで作ってくれるバッタのお土産や、カラオケ大会、そしてグルングルンとスピンするボートアクションなど、子どもも大人も大興奮の「ベトナム流おもてなし」が詰まった約60分のアクティビティです。


夕方からは、ホイアン旧市街で夕食と灯籠流し体験へ。
日が暮れ始めると、街全体がランタンの灯りで幻想的な雰囲気に一変。
無数の灯籠が川面を流れていく景色に、思わず言葉を失ってしまうほどの美しさです。
川沿いには屋台や雑貨、おもちゃを売る露店も多く、子どもも飽きずに楽しめます。
我が家の息子も、珍しいおもちゃに目を輝かせながら、興奮が止まりませんでした。
ボートに乗って灯籠流しを体験したい方は、日没前にチケットを購入するのが鉄則!
暗くなると長蛇の列ができてしまうため、日が沈むタイミングにあわせてボートに乗るのがベストです。


夜ご飯は世界一のバインミーが食べられる「バインミーフーン」で締めくくりました!
旧市街にはレストランも豊富にありますが、気軽に楽しめるグルメとしておすすめなのがバインミー(ベトナム風サンドイッチ)です。
今回は疲れもあって、バインミーをテイクアウトしホテルき帰ってから食べました。
これが驚きのおいしさ…!
今までのフランスパンのイメージを覆すような、ふわふわ&もっちり食感に感動です。
息子も「おいしい!」と、ひとりでぺろりと完食していました。
ダナン旅行の節約テクニック

実は今回の旅、日本からダナンへ直行するのではなく、ソウル経由のルートを選びました。
というのも、ソウルからダナン行きの便は本数が多く、航空券もリーズナブルな傾向があるんです。
特にLCCやベトナム航空の直行便が充実しているので、日本からそのまま飛ぶよりもトータルで安くなるケースも多数。
おかげで、行きと帰りに1泊ずつ韓国を楽しむことができ、一度の旅で韓国とベトナムの2カ国を満喫できました!
空港近くのホテル(Golden Tulip Incheon Airport Hotel)も快適で、トランジットとは思えないほどリフレッシュできる時間に。
「ダナンに行くついでに、韓国旅行もつけちゃう」――そんな欲張り旅が叶うのも、ソウル経由ルートの魅力です。
【まとめ】子連れでも安心!2025年ダナン・ホイアン旅行完全ガイド
実際に子連れで訪れてみて感じたのは、ホテル選びとゆとりあるスケジュールがとても大事だということ。
プライベートプール付きのヴィラや子ども向けのサービスがあるホテルは、本当に助かりました。
ソウル経由にしたことで旅費も抑えられ、韓国にも立ち寄れて結果的にお得感も◎。
予定を詰めすぎず、のんびり楽しめる旅にしてよかったなと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!